ヨーロッパやアメリカでは、アーユルヴェーダを始めとする代替医療を日常に取り入れる文化が、日本よりもかなり進んでいます。
そんな海外からの多くの情報の中で、管理人が厳然しピックアップした関連記事を翻訳・読みやすく編集して配信しております。
(http://www.curejoy.com/content/how-can-i-make-traditional-ghee/)
こんにちは!
最近、オイルによる美容法や健康法が注目されていますね^ ^
荏胡麻油や、ココナッツオイル、亜麻仁油・・
様々なオイルがありますが、アーユルヴェーダにも多様な効果から昔から重宝されているオイルがあります。
それは、「ギー(ghee)」
今回はアーユルヴェーダで最も注目されているオイル「ギー(ghee)」についてご紹介します。
「ギー(ghee)」て何・・?
インド発祥の万能オイル「ギー」は、発酵無塩バターを煮詰めたもの。
インドの伝統医学アーユルヴェーダで、薬として使われていました。
ギーはバターの代わりも使え、沸点が高いため理想的な調理用油にもなります。
ギーはマッサージ用のボディオイルにもなりますし、ハーブ軟膏(やけど、発疹など用)、コットンから作った芯を使ってランプを作ることも出来ます。
通常、ギーを作るときにはバターを使います。しかし、本来のギーの作り方はそれとは異なります。
今回は、伝統的なギーの作り方をお伝えいたします。
伝統的なギーの作り方
1.クリームを集める
– 無調整牛乳 からクリームを集め、ガラス容器に入れます。
ギーに必要な量のクリームを集めるには8~10日程かかるでしょう。クリームを取るには牛乳を沸騰させ、冷ましてから上に浮いているクリームをすくい取りガラスの容器に入れます。プラスチックやほかの容器には入れないようにしましょう。
– 冷蔵庫でクリームを保存します。時間があれば、牛乳を沸かし、冷ました後冷蔵庫に一晩おいて下さい。そのほうが上に浮くクリームの質が良くなります。
– 時間が経ったクリームは次第に水と分離して底に沈みます。
2.クリームを混ぜる
– クリームが集まったら、クリームをフードプロセッサーに入れて低速で1~3分回すとバターができます。
– バターが乳清と呼ばれるミルク色の水から分離してきます。このミルク色の水はバターミルクと呼ばれ、コリアンダーとスパイスを入れると冷たい夏の飲み物になります。
3.ギーを作る
– バターを深鍋に入れて弱めの中火にかけます。
– 透明な泡が出てきたら、火を出来るだけ弱めて下さい。
– 上の方に透明なフィルム状のものが出てきます。これがギーです。
– ギーができてきたら火を止めます。
4.漉す
– ギーを目の細かいザルかガーゼで漉して純粋なギーを集め、清潔なガラス容器に入れましょう。
– ギーは冷蔵庫に入れなくても6~7ヶ月保存できます。
いかがでしたか^ ^?
動物性の油のなかで最も優れており、デトックス効果もあるギー(ghee)。
ここ最近はマドンナやナオミ・キャンベル、そしてカイリー・ミノーグなど海外の人気セレブたちが、アーユルヴェーダの力に魅せられ生活に取り込んでいるそうです。
このようなホリスティックなケアは今世界中で注目されています。
伝統的な作り方は少し手間と時間がかかり過ぎてしまうかもしれない・・という方には、インドで実際に使われているギー(ghee)をお求めいただくこともできます。
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あなたにオージャスあふれた毎日を!
それでは、アーユルライフスタイリストの山田でした。
参考・写真出典:http://www.curejoy.com/